板坂佑顕

迷いなく美しくも残酷なストーリー
突飛な設定なのにリアルなのは、いつもながらの表現の丁寧さに満ちているからですね。 友情や愛情、人種、階層、戦争いろんなもののメタファーにも解釈できるけど、きっとこの世界はこれが全てで、置き換えるのは野暮。そこをシンプルなエンターテインメントとして振り切ったからこそ、この爽快感があるのだと感じます。 美しいから残酷なのか、残酷だから美しいのか。 きっとどっちも事実なのだろうな…ということまで考えさせられる、愛らしくも美しく切ないストーリーだと思います。
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