うちらのISS

PTSDで飛べなくなった小悪魔麻美(まみ)と、彼女を勇気づける語り手鈴鹿。それは、ISSが目視できる夜に起きる奇跡──。

蜜原みな子

19分 (11,114文字)
一応は学園・青春ものです。女の子同士の濃密な繋がりがお好きな方はぜひ。

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あらすじ

生徒に人外枠があることで知られる、聖(セント)パルーシア女学院。 その高等部2年生、戦争PTSDで飛べなくなった小悪魔、鳩野麻美。 彼女の同級生、soulmateにして話者の原田鈴鹿。 重力をコントロ

感想・レビュー 4

読後グッとくるタイトル

蜜原さんの作品は世界観が確立しているので、11000字の作品とは思えないほど濃密な読書を楽しめます。 細部まで細やかに作り込まれていて、魔界に関する書籍タイトルや、女子二人でパフェを食べるシーンが好
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難しかった・・・。

内容や比喩が高等過ぎて僕程度では作品の本質がつかめませんでした…。 エッセンスがぎゅっと詰まっている事はわかるのにそこに手が届かないもどかしさが自分の読書量の無さなのだと思い知りました。 このくらいの
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いちばん好き

わたしは、これ、みなちゃんの作品のなかでは、いちばん好き。人間の、生きていることの愚かさ醜さと、ほのかな美しさに心臓が涙を流すよ。ありがとう。次作ものんびり楽しみにしています。
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