童子

政府に雇われた超能力者達の物語。   まだ序盤なのでストーリー、人物、世界観共に自分から言う事はありませんね。 作品として読みやすい部類の小説に入ります。   上げるとすれば【描写】ですね。 まだ書き始めと言うことなので文章に対する意識がまだ低いのかな、と言う印象を受けました。 これは、自分で文を書いていくと上達や意識が高まって行くものです。       さて、具体的に上げていきます。   【読みやすい】作品と書きましたが、描写が薄く、各シーンがコマ落ちした作品と言う意味も含みます。   まず一つ一つの行動と行動の間、つまり文Aと文Cの間に、文Cを補足する、文Cにすんなり入りやすくする【文B】が無いと言う印象を受けました。   例えば、高校生の男女が二人で帰宅【文A】。そのまま手を繋ぎながら買い物の為、スーパーへと立ち寄った【文C】。   ここで言う【文B】とは? いつ男女は手を繋いだのか。二人の間柄――等の文章です。   そして二人は、いつの間にか自然と手を繋ぎ合わせた【文B】―― 若干距離を離して歩く二人は顔を赤らめながら、互いに腕を伸ばし、その手を繋ぎ合わせた【文B】――   こう言った文Bを挟む事によって、文Cをスムーズに読むことが可能となり、ストーリーに厚みを持たせる事が出来ます。   この作品だと繋ぎの文【文B】が圧倒的に不足しています。 その結果としてこう言った作品は、テンポ良く進む物語として評価を受ける事が良くあります。       超能力の対決の部分は他の部分より少し多めに描写されているなと、読んでいてそんな感想を浮かべました。 それは良い点です。 ですが、まだ足りないかなと感じます。   この作品は【超能力】を扱う作品です。 ならば【超能力】の描写で読者を作品に引き込ませた方が良いでしょう。 最初の部分で読者を惹き付ける事は、とても難しい事ですが、作品の顔とも呼べる一番大切な事だと言えます。   この作品であれば、超能力のバトル、超能力者同士の意味深な会話等ですかね。 それらの魅力を十二分に読者に伝えない限り、殆どの読者の方はさわりの部分を読んで、先を読むのを止めてしまうかもしれません。   作品全体にも言えますが、それらの描写を集中的に増やした方が良いと感じました。   文字制限の為、以上です。 頑張ってくださいね。 それでは失礼しましたm(_ _)m
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アドバイスありがとうございました! なるほど……描写が納得いかなかったのはそのせいですか…… 例まで示してあって分かりやすかったです! ただ、最初の数ページを試しに直してみましたが、ちょっと難しいです…… よかったらコツとか教えて下さい。
失礼します。 以前、自分が作品をレビューした方にご報告に上がりました。 いままで様々な作品をレビューした纏めのようなものや、描写や小説の技法を纏めたエッセイを執筆し始めました。 /_howto_view?w=22148602 お暇がある際、チラリと覗いて頂ければ幸いです。 それでは失礼しました。

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