天竜風雅

不条理に立ち向かう一筋の光明。死の聖騎士に愛されし者
ゆっくりとですが読み終えました。 物語の世界観(死生観)が独特です。主人公の目的を察し、彼を導く『死の聖騎士』ユディートが実に魅力的なキャラクターです。 彼女の口癖、「ひいひいひい…おばあさま」の言い回しが個人的に好きです。あれは神への尊敬と、死の太母へ繋がるルーツを他者に知らしめるために宣言するのでしょうか。 主人公トバルの贖罪は一番最後になされたのでしょう。 罪の深さを知るのは、自分自身。 だからこそすべてを贖った彼の選択を、今は祝福したいと思います。 人生という名の旅をぎゅっと凝縮したようなお話でした。 そして叶うならまた、ユディートさんが活躍するお話を読んでみたいです。
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天竜風雅さま こんにちは。御陵です。 本作に最後までお付き合い下さいましたばかりか、素敵なご感想のお言葉まで頂き、身に余る光栄です。ありがとうございます。 本作のメインヒロイン、聖騎士ユディートは御陵の白銀時代ではかなり特殊な立ち位置にあります。 善でも悪でもない、完全な中立。さらに彼女は、死ぬ日と死に方を予め自分で分かっています。逆に言えばその時にならない限り絶対に死なないので、ほぼ最強のチート特性の持ち主。とてもじゃないけれど、物語の主役にはなりにくくて。反面、誰か主人公のサポートとしては、これ以上ないキャラクタになりますので、またどこかで出てくることになるかと思います。たぶん。 ちな
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