衝動が止まらない
メインに描かれている試合のシーンは、疾走感あふれ手に汗握るゲームをまさに観戦しているようでした。 登場人物一人ひとりの細やかな人物描写は無いのに、台詞の端々、プレースタイルの表現、関係性の描写でキャラクターが立っていて、本文の裏にある人物像を想像していました。 ライバル三星の名台詞も秀逸。この物語のクライマックスであり、あの場面は胸アツな瞬間。 第4クオーターの奇跡を衝き動かした5人の主人公、それに衝き動かされた名門ライバルチーム、それに目が離せなくなった私も、衝動的に一気読みしてしまう。 衝動が止まらない名作短編。おすすめです。
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とこさん、ご感想ありがとうございます(*・ω・)*_ _)ペコリ 最初、人物描写も入れてたんですけど、字数が足りん!ってなって、ああいう手法にしました。 それで伝わったので良かったです☆
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そうだったんですねー。 でも逆に(逆に?)、かえって私の頭の中で人物が出来上がって、とても楽しい読書になってました/あ あらためて、賞の獲得おめでとうございます。
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