【コメント】自分と大切な人をしっかり抱きしめておくために

安楽死推進向上薬『とける』

自分と大切な人をしっかり抱きしめておくために

この物語が数年前、いや、昨年にでも書かれたのならば、もしかしたら私たちの心にこうも刺さらなかったかもしれません。自己責任が連呼され、〇〇警察と揶揄されるほどに厳しい周囲からの目にさらされる今だからこそ、じわじわと忍び寄ってくる得体の知れないものを誰もが感じているでしょう。読んでいて、奥歯を噛み締めてしまう場面が幾度となく出てきます。自分に起こったらどう行動できるだろうか、崩れ落ちるか立ち尽くすしかないのではないか。読んでいる方でさえこうなので、作者さまは随分心を削り、砕いて執筆されたことだろうと思います。どんなことがあってもなくしてはならないものがあり、進んでゆかなくてはならない場面がある。それを感じさせてくれる力作をありがとうございます。

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浅果好宗 2020/10/27 12:03

(有)ユウさん、レビューありがとうございます♪ そうですね。今のウイルスに対する恐怖にも似ているやも知れません。世間を巻き込む不安や恐怖が『とける』という怖ろしい薬の存在をさらに浮き彫りにします。この作品を書くには、かなりエネルギーを使いましたよ。書いては休んで書いては休んでを繰り返して(笑) この作品を読んでいただき、進んでいかなければならないときがあると仰っていただけるなら作者として感無量です♪ 最後までお付き合いいただき、ありがとうございます♪ いつも感謝です♪

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