藤白 圭

自然との付き合い方
まずは……相変わらずの鋭い観察力と視点からくるlimeさん節に唸らされました。 自然との共存。 よく、動物愛護団体や環境保護を謳う人や、世界的にも多くの人々が言っている言葉ではありますが、ある意味それは人間の驕り昂り。 動物に優しくしたい気持ちは、確かに思いやりのあるものでしょう。 ですが、その反面、人は身勝手にも自然に足を踏み入れているにも関わらず、そこに生きるものを害獣害虫とみなす。 なんと愚かで、なんと嘆かわしいことか。 突き付けられる現実の中に描かれた「救い」と「決して目をそらしてはいけない」と思える心の強さ。 それが見事に描かれていて、なにが正しいのか、なにが間違っているのかではなく、他者に対する親切は、その後の未来を見据えるべきだと訴えているかのようでした。 心に迫る素敵な作品。 この物語に出会えたことに感謝致します。
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藤白圭さん、すっかりご無沙汰しているにもかかわらず、今回も拙作を読みにきてくださって、とても嬉しいです。 そうなんですよね、野生動物との関わり方、共存するためのルールはとても難しいし、おっしゃるように、動物の為だと言われる事は実際、人間の都合やエゴかも、などと思えることも多くて。 テーマにするのはとても難しいので、今回は、幼い頃純粋な気持ちでやった行為で今も悩んでいる人物の、心の癒しを描いてみました。 物語の帰結がちょっと緩過ぎて、中途半端なのですが、圭さんの温かい感想に、救われました。 まだまだ絶賛書けない病の最中なのですが、頑張って書いていこうと思います。 本当にありがとうございました!
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