黄札

子供の頃のワクワク感を思い出させつつ、ちゃんと大人向けのファンタジー
ジュブナイルってこういう事なのかー、って納得しました。 童話に近いけど、もっと大人向けというか……でも、ライトノベルとはちょっと違う。この絶妙な感じがとても良かったです。 太陽創世魔法を完成させるために、少女が生け贄になる、この残酷な現実に五人は立ち向かって行く。 少女が生け贄にならなければ、国は闇に閉ざされてしまうのに、大切な仲間を救うため最後の最後まで諦めない…… 清々しいほどに王道なストーリー。 非情な現実を突きつけられても、諦めず前を向いて進もうとする彼らにエールを送りたくなります。 詩的に物語を紡いでいて、登場人物の心情に寄り添う一方で、熱い!かなり熱かったです。バトルに友情が。 大人になるにつれて忘れがちな気持ちを真っ直ぐに描いている。碧桜さんの内に秘めた強い想いが作品に表れているように思いました。
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 黄札さん! 泣きたくなるような素敵な感想をありがとうございますっ…!。゚(*´□`)゚。  ジュブナイル…そうかジュブナイル……。ライトノベルでも児童文学でもない自分の作品をなんと言ったらいいのか分からないまま今日まで来てしまいましたが、自分の作品がジュブナイルに入ると言って頂けて、なんだかすっと腑に落ちました。私の作品にも入れるジャンルがあるということだけで泣けます…。  思春期の多感な子どもたちの心に寄り添う物語を紡ぎたい、言葉にしてしまうと大仰ですが、元々は『苦しかった子供時代の自分に送るとしたら』という思いで筆を執っています。多くの人に読んでいただくことと、泣いている誰かの心に届い

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