弥生 美音

戦争による人々の関係性の変化が切ない
物語全体が、魁の性格が全面に現れたような、不器用で悲惨な、けれどどこか優しく、陽の光の暖かみを感じられるような作品に思えました。 魁は昔からずっと、人の優しさや愛情などといったものに鈍感で、きっとこのまま家族を誰も失わずに生きていければ、まだ彼はもっとそれをしっかり享受できるまっとうな生き方ができたのかもしれませんが、戦争によって今までの日常が覆され、結果的に裏社会に近い場所で生活していくようになってしまった。その事実が、更に物語の悲痛さ、悲惨さを引き立たせているように感じました。 でも、彼はちゃんと人に愛されていて、妹2人、父、母と、家族全員が、表現は違えどちゃんと彼を思いやっていたし、岸さんや親分などともとても良い関係を築けていて、親分の言う通り、君を受け入れてくれる人はたくさん居るんだよと、声を大にして伝えたくなりました(私ごときが伝えても仕方ないのですが笑) 読み返してみたら、最初から最後まで物語がちゃんと繋がっていて、伏線もあったり、最後のシーンなども最初のシーンと重なっていて、素直に感動してしまいました。 長くなってしまい、しかも支離滅裂な文章ですみません💦情景描写とかもとても丁寧で、世界観に深く入り込むことができました! 素敵な作品をありがとうございました😊✨
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弥生美音さん! 素晴らしいレビューをありがとうございます!!😭😭✨✨ 魁の人格や人生について深く考察してくださって、それでいてこんなにも温かいお言葉をかけてくださるなんて……魁はとてつもない幸せ者です……! 周りの人物達との関係や、彼らの愛情についても丁寧に言及されていて……弥生さんご自身の思いやり溢れる優しいお人柄をひしひしと感じました!✨ 読み返しまでしてくださったのですね……! 最初と最後のリンクさせたところや伏線等も読み取って頂けて、とてもとても嬉しいです!😭✨ 更新しない期間が度々発生してしまった作品ですが、それでも弥生さんのような素晴らしい書き手さんが読み続けてくださったこと、ペコ
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