ぼんの

「告知」完結お疲れ様でした。 難しいテーマに真摯に向き合ったりょうまさんの姿勢に、敬意を表したいと思います。 あとがきでも書かれてましたが、この作品は、医療小説というより、家族小説という雰囲気で書かれているように思います。 作中でも告知の是非が問われていますが、この物語の家族にとっては、告知は必要なことだったのだと感じました。 最後の奥様への手紙のシーンでは、思わず涙ぐんでしまいました。 そして、重い物語でありながら、ラストシーンの爽やかさは見事です。 ラストシーンに限らず、随所、随所にちょっとしたコミカルなシーンを挟んでいるのは、重くなり過ぎないようにという、りょうまさんの配慮ではないでしょうか。 ご友人のご家族に材を取ったノンフィクションとしては、かなりの秀作だと感じました。 家族の絆、限りある生命、人生、読む人によって、いろんなことを感じる作品だと思います。 文章力、情景描写など、後半になるほどに上達してますし、りょうまさんの次回作が楽しみです。 難しい作品の完結、本当にお疲れ様でした。
3件・1件
レビュー並びに労いの言葉まで頂き有り難うございます。お陰様で完結に至ることが出来ました。 ぼんのどんには色んな面でご指導いただき、深く感謝しております。なお、ご推察のとおり、軽くて和むシーンも描かないと重すぎてもたないと感じて挿入していました。 しかし、ぼんのどんのように光景(シーン)と心情がマッチするような情景描写も出来ず、会話を主体に誤魔化しながら奮闘しておりました。 次回作は、色恋の心理描写など到底できんオッサンですので、事件主体の刑事物にしようか、ぼんのどんに刺激されスポーツ系でプロゴルファー奮闘記にしようかと迷った挙げ句、前者を選択して題材を思案中です。今後ともご指導方よろしく

/1ページ

1件