星坂 蓮夜

前半と後半の落差が最強!
序盤は会話の地の文もテンポ良く、「あれ?これめっちゃ甘い恋愛小説なのでは?」と思っていたら、相馬くんの策士っぷりが時々差し込まれるようになり、「いやでも、小悪魔系の可愛い攻めに翻弄される年上受けでハピエンでは?」と思いきや、怒濤の暗転ラストに驚きました。 文章がすごく読みやすいです。 ストーリーが重くなってからも、文章の読みやすさのおかげでサクサク進みました。 個人的に凄いと思ったのは喘ぎ声です。 BLの色気のある喘ぎ声って、書くのはすごく難しいです。 「行為描写が得意な商業BL作家さんの作品から喘ぎ声を書き移すなりピックアップして研究するといいよ」というアドバイスをいただいたこともありましたが、それでもやっぱり難しいです。 その、喘ぎ声の描写が絶妙でした。 色気があって、でもちゃんと男性の喘ぎ声で、女性っぽさがない……天才だと思いました。 素敵な作品、ありがとうございました。 とても楽しかったです。
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読んで頂き、有り難うございます。 先輩と相馬との思考の落差をとにかくキッチリと分ける事に注意しならが書いていった作品です。 先輩はあくまで全てを善意と取り、明るい仔犬系後輩を意識し始める。けれど決してお人好し過ぎないように。 相馬の方も先輩に見せる顔はあくまでも良き後輩。心配したりするその裏で全てを転がす狡猾さを出してみました。 文章などもお褒め頂き、有り難うございます。 シナリオは少し重かったりしても、難しい言葉を多用したり、そのキャラに合わない言葉は使わないようにしたりしています。 おそらく喘ぎ声もそうです。うちの子達は例え受けでも雌化はあまりしないんです(何故?) 今回は堕ち系だった
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