蒼空

「恋は罪悪」
夏目漱石の「こころ」のオマージュだけど、 「こころ」と違って、先生=父親は自殺をしていない点が良かった。 主人公は、先生=父がPCに遺した「zへの手紙」を見つける。 遺書とも思える綴り書きを読んだ息子は、父の苦しみを知る。 主人公は、父と同じ轍を踏まないよう、父の片思いの相手の息子(ヒデカズ)へ想いを告げる決意をする、明るい未来を感じる終わり方が良かった。 コメディが多いトルク先生の、意外な作品。 耽美風でもない、静かな展開。
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★蒼空様★ このたびは素敵なレビューをありがとうございます! お褒めの言葉を頂き、大変光栄です。じっくり何度も読ませて頂きました。コメディ以外も読んで頂けて嬉しいです! これからもいい作品が書けるよう精進しますね。 温かいレビューをありがとうございました。
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