たすう存在

すばらしいです。 たった5ページだからこそのシンプルにして濃密な収穫の物語。 朽ち葉を思わせる女性の登場→見目は地味だけど滋養あるむかごの収穫。 その対比と流れがまた秋そのものを語っているようです。 そしてシンプルなお話なのにしっかりとカタルシスが用意されていることに驚きを覚えます。 むかごの落ちるぱらぱらという音が聞こえてきそうな気がします。 この辺りの描写はさすが寒波さんならでは、という感じですね。 それにして、もむかごって漢字をしらなかったばかりか、実は食べたことないです。 食べてみたくなりました。
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レビュ、多謝でありますm(_ _)m   いつも丁寧に読み込んでくだすって、本当に有り難いです。   零余子。華やかな紅葉のなかに実る、地味な滋味。←W 機会があれば、一度は召し上がってみてください^^  

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