山下和緒

彩子さん 「浮遊するランダム・ナンバー」、発売決定おめでとうございます!! すごいですね。こちらの方で彩子さんをお知りになった方はSF出身かSF中心の作家さんって捉えたりするのかな、彩子さんのこと。 そんな読者の方に、彩子さんの引き出しはすごいからねと教えてあげたい! そして、「縄に啼く」をありがとうございました!! 最初から最後まで丹念に丁寧に綴られた誠実な物語という印象のまま。 すごくすごくよかったです。 縄師結衣子誕生の序曲でもありますね。 国重先生が、結衣子の縄に抱かれて、君の縄は優しいなぁと啼いてしまうシーンが寂しくて悲しくてつらくて。 結衣子や国重先生だけでなくて、みんな「弱くてずるくて、そして強い」と実感させられた物語でもありました。 すごく丁寧に結衣子と国重先生との出会いとその後の短い日々と別れがとても自然に描かれていて。 国重先生がレディ結衣子と結衣子を呼んでいたのはここからだったのかとか。 それに、今まで、瑛二の家は勝手に中野坂上か方南町か新宿三丁目駅あたりが最寄り駅かなと丸の内線沿線を思い描いていたのですが、上野に近いということで銀座線沿線に修正したりとか。笑っ 2人の繋がりもだけど、国重先生の奥さんとストリップ劇場の女主人も描写は少なくてもインパクトが強かったです。 特に、ストリップ劇場の女主人視点からも読んでみたいなぁと思ったりするくらい。 しずるさんも気持ちのいい人でした。 彩子さんの小説に登場するすべての人々はみんな愛すべき人々だったりするんだよなぁと再確認したり。 とにかく、本当によかったです。 今回もお着物の描写や組み合わせも楽しく。 国重先生、どんだけお金持ちなの!?と。笑っ 結衣子のあの鮮やかな浴衣もここからだったのですね。 後々の物語を知っているだけに胸が痛くなりました。 その後、男性の弟子をとる国重先生。 みんながそれぞれの未来で幸せでよかった。 やっぱり、女王の世界観はいいなぁ。いつまでもずっと。 未来のプロの縄師としての結衣子も拝見したいと思った女狐妹編のステージでもありました。 素敵な素敵な誠実な作品を本当にありがとうございました。
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和緒さん ランダムナンバーのお祝い&新作への感想を賜りありがとうございます! 関係としては不純で、だけど誠実に、純粋に、を心がけながら書いただけにぐぐっと拳を握っております。読み取ってくださり感謝しかございません。 結末が決まっているだけに既存読者さん的にはどうかなあと思う部分は多々ありましたが、好評いただきほっと胸をなでおろしております。 彼女を『レディ結衣子』と呼ぶ瞬間って、国重先生が彼女を本物のミストレスとして認めた瞬間だと思ったのですよね。敬称ですし。なのでラストはここで終わりたいなーと書き始めたときから考えておりました。 瑛二の家は、神泉か松濤か上野のイメージでしたねなんとなく。
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彩子さん お忙しいところ、ご丁寧にありがとうございました!! 私はもちろん絶対見たいですが、今までの読者さんも啼くからの読者さんも緊縛師結衣子を見たいと思います!!! (啼くを拝見して、稜くんと結婚した結衣子は幸せ者だなぁとも思いました。国重先生の夫婦の在り方を垣間見たせいですね。ホロリ しずるさん視点もおかみさん視点もそれに国重先生の奥さん視点も、それに、それぞれのスピンオフも拝見したいと思わされた啼くでもありました。)
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