ドストレートに心に刺さる言葉の数々
100ページ手前ほどまで読ませていただきました! その末の感想書かせていただきます……。 作品ページのあらすじは2,3行ですっごい簡潔にまとめちゃってますが、開いてみれば膨大な、叫びに近いメッセージの数々。このユニークな兄弟の言葉たちは極めてリアリティがあり、おかしいところはとことんおかしく、真剣な場面では極めて真剣にその時間を全うします。 完璧な人間は出てこないし問題を完全解決できるわけじゃない、ファンタジー色一切無しの一生懸命に「生きる」ヒューマンドラマです。個人的に詩音くんの敗北エピソードが1番強烈でした。「立派な大人」の定義を考え直さなきゃいけない、そう思わずにはいられない……。 自分はどれだけ大人で、あるいは矮小な人間なのか――? ネロくんのような人を無条件で傷つけたことはなかったか? 自分の人生を思い出し振り返る切欠をくれる、とても強い一作です。
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大変心にしみるお言葉をありがとうございます>.<読んでくださるだけでもありがたいのに、こうしてご感想を頂けてとても感謝しております! この作品を描くにあたって、やはり綺麗な言葉だけでは語れないものなので、読者の皆様からどう見えるのだろうと少し不安でした>.< ですが、リアルな障害を持つ方、そのご家族を見てきた私にとって(本当にわずかな期間でしたが^^;)、むしろ美しくまとめてしまうほうが彼らに失礼なことなのではないかと思い、小説の中では、限りなくエッセイに近いフィクションとして、描いております! 詩音のエピソードは、ネロに初めて身内以外の、それも真逆な人間の味方を得
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