歌、歌うように綴る
最終ページのコメントに書きましたが、本庄冬武さんの作品を読むのが初めてで、事前知識のない私は、文章いや文体に驚きました。 「歌っている」と、思ったものですから。 韻を踏んだ言い回しや繰り返し、読点までの音の数がリズミカルで流れるようで、まさにリリックを小説に編み直したようです。 句点まで1小節くらいだろうか、とか、ところで冬武さんの一人称は「俺」では? なんて思いつつ読みすすめるうちに、すっかりそのリズムに乗っている自分がいました。 青春文学としてのレビューは、しのきさんがしていらっしゃるので、どうぞそちらを。私の感想は、「すごくよく覚えてるなあ」で、彼女さんとの思い出がそれほど強く深く胸に残っているのだ、とその甘みと苦みに胸が疼きました。若かりし頃の自分を照らして。 男性諸氏に読んでいただきたい作品。 もちろん女性もどうぞw 追伸: 歌うなら「僕」の方が語呂がいいのかも!? なんて、感想書いてるうちに考え直しました。
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ありがとうございます(≧▽≦)仰る通りですwおれの歌の歌詞に使うphraseは、実は全曲、「僕」ですw するどい!
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