仁科佐和子

純度の高い愛の物語
主人公のナオの芯の強さ。 逆境にもイジメにも負けず、現状を俯瞰的に見られるナオは、自分に残された数少ない手札の中から最善手を選び司法修習生にまで、のしあがります。 しかしそれは彼女一人の力ではなく、ジョジーというぬいぐるみを通して初恋の「あっくん」の存在が彼女を影から支えていてくれたから成せた偉業だと思います。 遠く離れ、お互いに生活水準が変わった上に、再会の約束などしていないナオとあっくん。 しかし二人とも幼き日の思い出をしっかりと胸に刻み、相手を思い続けて大きくなったんだと思います。 そしてそのピュアな愛を貫き通す純愛こそがタイトルにあるジョジーが喋らなくなった理由なのかなと思います。 だってジョジーの口を借りなくとも良くなったんですものね( ◜‿◝ )♡
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