人生は一度きり
もし人生をやりなおせたら… そんなことを考えたことが一度や二度はあるだろう。僕もある。そのたび思うのだけれど、やり直してもやり直しても結果が同じだったとしたら… 僕は絶望するだろう。 だが、この物語のふたりは、絶望の向こう側にいる気がする。 もしかしたら、それが祈りということかもしれない。 この物語の続編をぜひ、読みたい。 祈るような恋をしたあと、彼女はどんな人生を歩むのだろう。 大人になって子供たちにどんなことを語るのだろう。 ストリーテラーであるはじめさんの手にかかれば、きっと面白い作品が読めるに違いない。そう思った。
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素敵なご感想をありがとうございます! 繰り返す世界の果て、絶望をも超えて彼らが見出すものを描いてみたかった話でした。そして意図的に、結末を伏せた物語でもあります。 未来は可能性の数だけ存在しています。百万の欠片があったら、その中には奇跡もきっと存在している。 もし未来を描くのならば、複数のエンドを描いてみたいものですね。
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