倉橋

お正月の風物詩に挑んだ笑いと辛口のエッセー!
 毎回好評の澁谷沓氏のエッセー。今回は福袋がテーマである。  福袋がお正月の風物詩になってから既に長い年月が経っている。  お正月に買う福袋に、ささやかな夢を抱く人々は多い筈である。それは単にお買い得という言葉で括られるものではない。  福袋に詰められたたくさんの商品に私たちは無数の夢の実現を見る。そして今年一年が素晴らしいものになると希望の心が満ち溢れるのである。 「いつもより美味しいものが頂ける」「日頃は飲めないうまい酒が飲める」「新年はステキなファッションが実現する」「欲しかった家電が手に入る」  ひとりひとりにもたらされる夢の実現。  だが澁谷氏は、私たちが福袋に抱く「夢の実現」なるものが、単なる幻想に過ぎないことを鋭く指摘する。  私たちの夢など実現していない。夢が実現していると自分で納得しているだけなのだ。  この厳しい実現を澁谷氏は、姪との会話というスタイルで暴き、社会を笑い、福袋という笛に踊らされる人々を笑い、返す刀で自分自身をも笑う。  今回のエッセーは、笑いというファッションで巧みに包まれた澁谷沓氏、渾身の辛口エッセーである。
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倉橋さま✨ おっはよ〜ございます☀ &…いつもありがとうございます〜…♪ こちらは…下の階の早起きのオジイサンも朝の一服に出て来ない(屋内ではタバコ禁止らしい…♪)位の厳寒です…💧 倉橋さまは…エッセーの更新も順調のご様子…♪ 今更ながらに…倉橋さまの博識と…そして貴重きわまる資料を惜しみなく掲載される太っ腹ぶりに感服です…✨ 
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 山形の厳寒が心配です。雪は積もっているのでしょうか?エッセーは澁谷さんの絵のお陰で助けられました。是非とも妖艶、幻想、恐怖をテーマとした絵をこれからも描いて下さい。個展を開いたり、作品集を刊行する時はきっとどこでも拝覧に伺います。仏が浦大間崎でも……これは真面目に書いてますよ。澁谷さんの絵の一番のファンです。
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