三条

面白さが詰まっていて、綺麗に纏められた作品⭐️
主人公がお父さんとテレビ戦争をします。 テレビ戦争って、何だろうと最初は思いましたが、主人公がお父さんとテレビの番組を争うことだとわかって、どういう風に進んでいくのか楽しみでした。 序盤、作戦を考えるのに夢中になって時間を過ぎてしまう所は、やってしまったなあと思いましたが面白かったです。 主人公は次のテレビ戦争を頑張ることになりました。 CMまで戦いはうまくいきましたが、お父さんも負けていませんでした。 瓶ビールを玄関に出してきてと言われて出して戻ると、リモコンはお父さんの手にありました。 お父さん、手強いと思いました。 次はお父さんにビールを注いで酔わせる作戦を決行しました。 作戦はうまくいきますが、お父さんは娘に注がれたビールをおいしそうに飲みます。 無事、テレビは見ることができました。 後日、お母さんがテレビ戦争を終結させるためにテレビを買ってきます。 これでもう戦争がなくなる所ですが、実はテレビを見るためにやっていたことが、お父さんの嬉しそうな顔を見るためにやるようになっていました。 主人公も学校であったことや友達のことを話せて楽しかったという締めくくりで、随所に面白さが詰まっているだけではなく、小説として非常に丁寧に纏められている素晴らしい作品だと思いました⭐️ 素敵な作品を拝見させて頂いて、 ありがとうございます🍀
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