鷹取 はるな

飛ばされた先は、果たして彼らの楽園たり得るのか。
(以下、P1~12までを読んでの感想となります) 本作品は#タグでも記されているように、異世界転移の要素があるBLです。 あらすじの既に一行目にはっきりと、「異世界に飛ばされた」と書かれています。 あえて疑いようがありません。 確定です。 それを踏まえた上で読み始めて早々に、おや?と首をかしげました。 物語は主人公の荒玖(すざく)の口を通して語られていきます。 彼と、彼が親友以上に想っている親友の渚(なぎさ)との『設定』が何とも特殊でした。 彼らを取り巻く環境もまた然り。 極めて一般的な、『普通の世界』→『異世界』へと至るお話とはどうやら様子が違いそうです。 それらの点以外は、いわゆる私たちが暮らしている現実世界と何ら変わりなさそうです。 実に平穏で、仄かに甘やかで微笑ましい日々が荒玖と渚との上を流れ過ぎ行きます。 異世界への転移のきっかけも、いい意味でオーソドックスでした。 読んでいるこちら側もすんなりと、一緒になって全く別の世界と移動することが出来ました。 だからこそ、余計に先に挙げた点がより気になってしまうのです。 それらの『設定』は一体、異世界においてどの様なかかわりを見せてくるのか。 そして、それは「とても複雑なシステム」とやらにもかかわってくるのか。 今回、私が読まさせて頂いたのは荒玖と渚とが立ち上がり、文字通り歩き始めたばかりの箇所までです。 ――私も、彼らと共に歩き始めた心持ちです。
2件・4件
鷹取はるなさん、率直な感想をありがとうございます。 そうですね。『異世界』というものが、物語の中の『今いる世界』とは『異なる世界』という意味で使っているものなので、最近流行りの異世界ファンタジーとはちょっと違うかもしれません。 そこの辺りのちゃんとしたあらすじの書き方をした方が良かったかなと指摘されて気づきました( ;∀;) しっかりとした指摘とそれとともに良かった場所を上げてくださること、とてもタメになるレビューでした。 勇気を出して鷹取はるなさんのお店を訪ねてみてよかったと思っております。 本当にありがとうございました!
2件3件
その辺りが私はとても個性的だと感じました。 他の作品と違うのは、もの凄い強みだと思っております。 こちらこそ、この度はご来店頂きありがとうございました! 続きを楽しみに追いかけさせて頂きます<(_ _)>
2件

/1ページ

1件