はーこ

学生らしい等身大なストーリー
部室での作業風景も、私自身学生時代にアナログで描いていた時期があり、懐かしい思いで見ていました。ペン先はGペンより丸ペンが性に合ってたなぁとか、ベタは苦手だったけど、トーンをカットしたり削るのは得意だったなぁとか。 あと砂消しや羽ぼうき、雲型定規は欠かせない道具でしたね! 私、ペン入れのときに定規に沿って線を引くのが苦手で、インクだまりができちゃうからって、定規の裏に1円玉を貼り付けて、原稿からちょっと浮かせてみたりとかしてたなぁと思い出したりもしました。まぁ、学校に漫研なんてなかったから、文芸部という名の帰宅部だったんですけどね(笑) 北上くんもちょっと丸くなって、漫研になじんできたかなぁと思いきや、今度は生徒会との因縁が発覚。しかもすごい露骨に邪魔とか嫌がらせをしてきて、いっそ清々しくすら思えました。そんな先輩たちの横暴を謝りに来る一関くんの存在が救いでしたね。 とはいえ、さすがに叩いたり、原稿を隠すのはやりすぎ! なんで「怒」のページスタンプがないのか、このときほど歯がゆく思ったことはありません(`ロ´) 生徒会手強いなぁと思っていたら、桐矢くんの弟、永司くんの登場で、「あ、ちょろいな」と思いましたね。強烈ですね彼は……味方だと心強い。 そして倫くん、自分の萌えのためなら毅然とした姿勢を崩さないところ、オタクの見本だと思います。絶対領域について舞火会長に畳み掛けているところ、尊敬に値します。 肝試し、お祭りと、要所要所でイベントもおさえており、ドラマチックなことは起きないけど「そうそう、そういうことあるよね」と思わず吹き出してしまうような漫研部のかけあいが、とても楽しかったです。ボケるほうのズレが半端ないのは言わずもがなですが、ツッコミ勢のスキルもカンストレベルで。 そうした中、定期テストの学習でぐっと律子ちゃんと北上くんの距離が縮まったときは、読者としても渇望していた甘い萌えを見出した次第で大変狂喜乱舞いたしました。あんだけ珠里ちゃんに執着してた北上くんが……ヤキモチやいてた律子ちゃんのことも、「よかったねぇ!」と近所のおばちゃん的な目線で見守らせてもらっていました。 (まだまだ続きます)

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