井之上 光

大切なものを、そっと心の奥に届けてくれる。そんな作品です。
『グリーフ』この作品を手にして、初めて知ることができた言葉です。 自身もそうですが、大切な人との死別を経験した方には、時折、深く向き合わなきゃいけない場面もあり、簡単に読み進む事ができなかったのが本音です。 (勿論、そうではない方にも、理解して欲しいこと等、沢山のメッセージも秘められています) それ故に、完結できるのだろうか、気になる事もありましたが、いち読者としては見守ることしかできない。 ですが、そんな心配は大きなお世話で、物語にはちゃんとそばで見守るグリーフがいたんです。 重いテーマ性ですが、深く心に響く言葉はきっと伝わると思います。読み手により、感じ方は様々ですが、僕は素敵な作品だと思いました。
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井之上さん 素敵すぎる感想をありがとうございます‼ 自分の経験を元にして書いていたため、書くのが苦しくて納得もできなくて何度も何度も手を止め、もうやめてしまおうかと思った瞬間もありました。 それでも、こうして読んでくださる方がいたので最後まで書くことができました。 私自身、自分がこの経験をするまで知り得なかった感情をたくさん知ることになりました。 それをこうして形にすることが、唯一今の自分にできることだと感じています。 大変重苦しい内容にはなってしまいましたが、何か少しでも伝わるものがあれば幸いです🌸
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