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少年たちのひと夏の思い出を鮮やかに描いている作品だと思いました。
さら・むいみさん、桐原さんシリーズ、貪る、に続いてこちらの作品も拝読いたしました。 仲良し四人組が秘密の場所を見つけ、秘密基地を作り、そこにとある少女が迷い込んでくる。犯罪の萌芽や超能力的な伏線を上手く張りつつ、どう展開していくんだろうか、と興味を惹かせる筆力は相変わらず素晴らしいです。 少年たちのひと夏の記憶に残る特別な出来事をメインに描きつつも、それぞれの登場人物たちが特徴的に描かれていると思いました。主人公の晴翔が優亜の繊細さや一好の器用さなど友人の良いところに改めて気づく、といった詳細な描写もあってよかったです。ジュブナイル作品らしく爽やかな終わり方も素敵でした。
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いつも素敵な感想、ありがとうございます!今回初めてこういった「少年少女向け」の作品に挑戦してみたのですが、やはりなかなか上手く進まず、書き上げるのは難しいかなとも思ったりもしたのですが。そう仰って頂けて、頑張って完成させた甲斐がありました!今後はまた残酷描写が多い作品が多くなると思いますが(笑)、どうぞ宜しくお願い致します!m(__)m

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