日本初のレンタルレコード店は1975年頃に存在したそうですが、全国に急拡大したのは1980年に当時立教大学の学生であった大浦清一氏が始めた「黎紅堂(れいこうどう)」からという話で、その後1982年に日本初、というか世界初のCDが発売されまして、カセットテープへの録音の簡便さからもレンタルCD産業が急拡大します。 世界初のCDはビリー・ジョエルの「ニューヨーク52番街」や大瀧詠一の「A LONG VACATION」等60タイトル程で、当時日本と西ドイツにしかCDを生産できる工場が存在せず、あのアメリカですらCD発売は日本の5ヶ月後だったとか。 さらに1992年にはカセットテープのデジタル版としてMDが発売されレンタルCDブームは佳境を迎えますが、1995年のwindows95によりパソコンが一般家庭に浸透し始め、その本体には1990年には既に密かに存在していたCD-Rが標準搭載、1991年に発明されていたMP3圧縮アルゴリズムも1995年には一般に公開され、レンタルCDがより高音質でより簡単に大量にコピーできるようになってしまったことで著作権的な問題が無視できなくなり、2002年、とうとうCDにはCCCDというコピーガード機能が採用されることになります。 さらにはパソコンと共にインターネットが普及し、1995年にサービスを開始したAmazonや1998年に開設されたYahooオークションなどのサイトで中古CDを安くで大量購入できるようになると、レンタルCD熱は急速に冷めていきます。 それから時を経てサブスク、ストリーミングが主流となった現在では、CD自体を手にしたことが無いという方も増えておりまして、レンタルCDは危機にさらされているのであります。 こうした現状を打破しレンタルCD業界を救済せんとする壮大なプロジェクトの一環である今回の妄コン「レンタル〇〇」、受賞された皆様はその先陣を担うエリート戦士として今後の活躍が期待されます。 おめでとうございます、どうか輝かしきご武運を。 惜しくも逃された方々はとりあえずTSUTAYAの沿革からおさらいしておく必要があるかも知れません。 とは言えCDに限らず日常でレンタル全般利用する機会が少ない方も多いでしょうし、イメージし難いお題だったかも知れませんよね。 参加してないのはそういうことです、本当です。 笑
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※文字数の都合上、多くの中古CDを100円から購入可能となった1990年設立のBOOK OFFのお話を入れることができませんでした。謹んでお詫び申し上げます( --)ノ゛
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※諸問題により、大量のファイルをネット上で無料交換可能なP2Pに関するお話を入れることができませんでした。謹んでお詫び申し上げます( --)ノ゛
MDはあっという間に衰退してしまいましたね。 便利だなぁと思っていたのに。
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カセットテープでの、録音や編集やタイトル手書き等の頑張りを経験してきた者にとっては、MDは奇跡の機器でしたよね( --)゛ しかしやはりパソコンで音楽を管理するようになると、MDもなかなかのアナログ手作業だったなぁとなりました( --)。o
お疲れ様です(^^ゞ レンタルCD、学生時代に利用していましたね。 (①)のAEとかADシリーズのカセットテープに、(②)ラジカセや(③)コンポでダビングしていました。 ちなみに、初めて友達に焼いてもらったCD-Rは、宇多田ヒカルさんの1stアルバムでした。←時代がわかる💦 問1 上記の(①)~(③)に当てはまるアルファベットはなんでしょう? 問2 宇多田ヒカルさんの1stアルバムのタイトルはなんでしょう? ※答えなくて良いですよ(笑)  昭和人なら楽勝ですね!(≧∇≦)
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昭和の音響家電にも独特の嗜好性がありますよねぇ、各機器を一台ずつ揃えるコンポはコレクターズアイテムでもありましたし( --)゛ カセットのあの種類の豊富さは何だったのでしょうね(笑 ハイポジションとかメタルとか、機器によってはまともに録音出来なかったり。 ラジカセにおける「A面からB面へのリバースタイミング」VS「その時のCDの曲をB面で改めてどう録音するのか」問題とか(笑 中古CDアルバムの多くがレンタルより安くなった頃から、レンタルは卒業しましたねぇ( --)゛ 洋楽を集め出すとレンタルではほとんど置いてなかったというのもありました。 歴史ですね(笑
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