【コメント】

高杜凪咲

　こんにちは。　前回の夢のお話、カムバックした黄泉の寺から逃亡、山中に潜伏しながら逃げ道を探していたのですが、流石に逃亡生活も疲れたので（というか腹が立ってきた上にお盆も近いので）、強硬手段としてファイヤーすることにしました。チャッカマンなかったので、サバイバーな火起こしを体験しましたとも。明るいくせに太陽ないとか、どれだけ絶望したことか。　結果、寺は無事に全焼し、山火事になりました（まぁそうなるよね）　で、川伝いに逃げ延びたら滝つぼの裏に洞窟があるのを見つけて、何やら中が光ってたので試しに入ってみたら、現世に戻ってきたようです。　目覚めて早々水浴びとお祓い済みの塩で身を清め、昨夜はかの地へご訪問しなかったので多分大丈夫だと思われます。　しかしまぁお寺を燃やすというのは、正直心苦しいといいますか、罰当たりそうだなと思ったと言いますか･･･でも、生者に害を為すなら報復されるの当然でしょ？と冷ややかな目で突っぱねる自分もいて、少しすっきりもしました。まぁ、黄泉のものを炎で浄化できるかどうかは分かりませんが。　そんなこんなで逃れた昨夜。安眠だと思うじゃないですか。　世の中、そんなに甘くはありません。　今月入荷予定の部品が入ってこなかったことで、関係各所と打ち合わせをし続けているわけですが。その部品のパーツの一部を目玉と呼んでおりまして、それを仕入れ先が調達して持って来た夢を見たのです。　この部品、外枠の中に目玉を入れて、目玉に棒を刺して使うのですが、持って来られたビニール袋に入れられた目玉は、胴体のない目玉のオヤジでした（目から手と足が生えてるんです）。　商社の営業マン曰はく、島根の海に温泉が湧いていて、そこで網を投げると取れるそうです（ﾅﾆｿﾚ）　もうね、心の中で罵詈雑言ですよ。何考えてんだこの営業と思いました。　しかし、他の人間はそれが正規の部品のように扱うのです。　ストッパーは足で、時々これが折れるから交換しなきゃいけないとか可哀相なことまで言い始める始末。　え？マジで？　挙句「高杜さん、外枠に目玉埋め込んどいて」と仕事投げられ、ゴム手袋してﾋｲｨと思いながら枠にはめようとした瞬間、小さな手で指を掴まれる。　自分の悲鳴で目が覚めました。　安眠、させて下さい。

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