東 里胡

誰かに教えたくなる物語
昨夜から今朝にかけて一気に読んでしまいました。 幾重にも張られた伏線回収に最後は号泣しました。 出てくる主要登場人物たちは、どこかにやり切れなさがいっぱい詰まってて、それがどんどん加速していくから、心を鷲掴みにされて、ページを捲る指が止まらなくなる。 ヒリヒリとした青い痛み、その中でななの感情が静かに噴出していく物語。 ああ、私はずっとこういう話を読みたかったのかもしれないと今も泣きながら思います。 ハッピーエンド大好きなのに、コトンと収まるような終わりではない、なのにこのお話は大好きです。 巡り会えて良かった、読めて良かったと思う傑作だと思います。 素敵な作品を読ませていただき、本当にありがとうございました。
2件・1件
東 里胡さま、レビューありがとうございます。 中編にもかかわらず、一気読みいただき光栄です。 また、涙を流していただけるのも、大変嬉しいです…。東さまの感性が豊かだからこそだと思います。 【出てくる主要登場人物たちは、どこかにやり切れなさがいっぱい詰まってて、それがどんどん加速していく】 【ヒリヒリとした青い痛み、その中でななの感情が静かに噴出していく】 なんて詩的で美しい表現なのでしょうか…。 私自身切ない小説が好きで、「やり切れなさ」や「現実の理不尽さ」はどの作品においてもテーマにしていることなので、触れていただき嬉しいです。 “青い痛み”という表現に唸りました。 学校の教室という狭
2件

/1ページ

1件