浅果好宗

親に似るということ
親、しかも男親って子供の接し方が不器用なことってありますよね。自分も結婚したとき、相手の方にすでに子供がいましたのでどう接すればいいか手探りでした。娘のほうが大人だったのですぐに仲良くなりましたが(笑) 子供が嫌いという主人公。我が子にさえ冷たくあたる。その理由にはトラウマがあり、自らの親との関係から。親子はどうして似てしまうのか?嫌だと思った場所も似てしまう。ただ、親と子の違いは、子が後に来るのだから、親を反面教師と見たり手本と見たりできるだけマシかも知れません。同じ轍を踏むか踏まないか、その気付きによるのでしょうね。 心を入れ替えることに決めた主人公。その子は、遊園地の思い出を胸に大人になって子供ができたとき、きっと素敵なパパさんになるんでしょうね♪ そのためには、主人公がもっと素敵なパパにならないと♪ 胸がキュッと詰まる箇所はありましたが、ラストは素敵でした♪ 親子のあり方を考えさせてくれる逸品でした♪

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