メッセージ性のあるお話
起承転結が明確な作品で分かり易い。 主人公・大山龍樹の理不尽な挫折から物語がはじまり、今まで打ち込んできた水泳の大会に出れず何もできないまま中学生活が終わろうとしている、やるせなさが伝わってきた。 今、このご時世で、主人公と同じ思いをした人は少なからずいるはずだ。 作中、高岡の言葉にある通り「努力が報われないことも、理不尽なことも世の中にはあるかもしれない」 しかし、それを乗り越え、続けることによって、見えて来るものがあるのではないだろうか。と訴えかけるお話でした。
1件

この投稿に対するコメントはありません