ヒロ

震えました
読み始めは主人公の騒がしく落ち着かない感じが苦手な気がして、900文字近くある作品を読みきれるかな?と思いましたが、一晩徹夜で読みきりました。 なんなんでしょう… この、なぜか応援したくなる主人公って。 幸せになって欲しいと思ってしまうアネゴの気持ちが何となくわかります。 登場人物の1人1人が個性豊かで具体的に想像してしまい、沼にハマったように丸1日余韻に浸っています。 ハラハラとドキドキ、家族が寝ている部屋の中で笑い声を抑えきれないほど笑ってしまい、どんどんと物語に引き込まれていきました。 主人公の、純粋で裏表のない素直な明るさに引き寄せられていくヒーローたちと、その周囲を取り巻く登場人物たちに共感したり、怒ったり、切なくなったりモヤモヤしたりしながら楽しく読ませていただきました。 最後までどうなるのかと緊張しつつ読み進めていましたが、物語の終盤では震えて涙が溢れました。 愛情豊かな人たちが表情豊かに描かれていて、本当に感動しました。
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