Regen

檸檬ぬくし癒えゆく胸にあそばせて [鷺谷七菜子]
Englishman in New York 私も好きな曲で、淡々としながらも一度耳にしたら忘れられないメロディーやサックスの哀愁を帯びた音色、NYで生きる異邦人(英国人)の孤独を歌った都会的でお洒落な曲、という印象を持っていました。 でも、今回、『レモンピール』を拝読するにあたって、改めて聴いてみたり、スティングがこの曲を作った経緯を読んでみて、初めてクェンティン・クリスプのことを知りました。 この曲の持つ意味、この曲を好きだと言った鳴海さんの気持ち、この曲が物語に出てきた理由に心打たれました。 今回はペコメをオフにされていましたが、リクタシンさまが懸念されていたことは、私も全然大丈夫でした…が、予備校の松川講師の所業は許しがたく思いました。 成美さんに対して「警察に行けなくても、せめて病院に行って診てもらって!」とか「成美さんは被害者なんだから負い目を感じないで!」などと心の中で叫んでいました。 「彼は、自分の妻や恋人や姉妹が同じことをされたら、ということに思い至ることができないのだろうか!?」等々、女性の立場からの見方・感じ方で読んだのですが、物語と現実は別物ですし、リクタシンさまが深く考えて書かれていることもわかっていますので、私のこの感想を不快に思われてしまったら、申し訳ありません。 でも、『レモンピール』は、それくらいリアリティがあって、私の心に響く物語でした。花火や観覧車、旅館でのマッサージ…切なさに涙したり、ドキドキした後の勘違い?に笑ったり…恋の甘さと苦さを一緒に味わいました。 Be yourself, no matter what they say 血縁とか性別とか、そういった形や他人の言うことにとらわれることなく、自分らしくあれ、というフレーズのように、拓磨さんを愛した者同士、成美さんと鳴海さんが、これから共に過ごす日々の中で、二人の幸せを見つけていきますように。
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Regenさん 本当に素敵な、もったいないほどのお言葉ありがとうございます。 私もスティングのEnglishman In New Yorkは単純に音楽として好き好んで聞いていました。(どことなく切ないサックスのメロディーにスティングの歌声、そしてなんといっても終盤で唐突に入るドラムビートが印象的です。) こんなに深い意味が込められていたと知った時はびっくりしました。PVに映る男性はクエスティン・クリスプらしいです。 松川講師の件、許しがたい所業だと私も思います。(Regenさんのような感想をいだくのはごくごく自然なことだと思いますので、私は特には気にしません) 彼のような思考を持った男
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Englishman In New York 確かに唐突に入るドラムが印象的ですね。今まで音楽でしか聴いてこなかったのですが、PVでクリスプさんを拝見して、感慨もひとしおでした。 松川講師の件を許しがたく思ったのは、実際に女性ジャーナリストが成美さんと同じような目に遭い、公表・裁判になった時、彼女がひどいバッシングや心無い中傷を受けたことが思い出されてしまったこともあると思います。 冒頭の五七五は、いつか成美さんや鳴海さんの傷が癒えて、胸にあそばせるように抱いた檸檬(思い出)をぬくいと感じることができますように…と思って書いた鷺谷さんの短歌ですが、思うように解釈していただければ幸いです。
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私自身、百人一首の知識がありませんが、「百人一首と鎌倉殿と、」は興味深く読ませていただいています。飛鳥時代の作品も含まれているとは驚きました。(というかそんなことも知らなかったのです) 例のジャーナリストの方の件、性暴力の被害者がバッシングされた事は悲しく思います。そういうことがあると被害を受けても告発しにくくなりますから。(成美の場合は1人で抱え込まずに拓磨に話せたからまだよかったのかもしれません) 一方で鳴海と言う人物はかなり設定の段階で迷いました。最初は普通のゲイと言う設定にしました(話し言葉は標準語。不良っぽい感じの男性)が、私は同性愛の心情と言うのがどうしても想像できなかったの
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