感想・レビュー一覧 5件

性と愛と死。深いテーマを過去から現在に紡ぐ良作である。

それぞれの登場人物が、それぞれの想いを胸に、それぞれの人生を歩んでいる。 その互いの心情を、上手く絡め、読者に投げかけて考えさせる。 読後に抱く、それぞれの読者の心情も、おそらく一つの方向ではなく、色
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「体は同性愛、でも心は異性愛」から、「体は異性愛、でも心は同性愛」へ。

 絡み合う性と愛に引き込まれる作品でした。鳴海の三人称が“彼”であることで外の目線を忘れるなと言われている気がして、でも最終的には男女を超越したものへ収束するストーリーが素晴らしかったです。  踏ん切
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檸檬ぬくし癒えゆく胸にあそばせて [鷺谷七菜子]

Englishman in New York 私も好きな曲で、淡々としながらも一度耳にしたら忘れられないメロディーやサックスの哀愁を帯びた音色、NYで生きる異邦人(英国人)の孤独を歌った都会的でお洒落
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回り道をして見つけた幸せ

 最初、ページコメント欄を閉じる理由を書いてらっしゃったので、それほどキツイのかと、手を出せずにいました。 でも、私は全く抵抗感なかったです。  寧ろ読み出したら、止まらなくなるくらいで…。 公開後
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満点じゃなくてもいい、自分らしい道こそ幸せ。

読了させていただきました! 今までのリクタさんの作品とは違ったシリアス重視な内容でしたが、どこか爽やかさを残すところはやっぱりリクタさんらしさを感じました✨ 途中辛い描写もありましたが、先が読めずに気
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