出会えてよかった
なんかもう……言葉にならないんですが、とてもとても美しくて最高の物語だったなと思います。色んな障害を全部乗り越えて、何度でも結ばれる二人が本当に尊くて……作品のいたるところが泣けました。死に間際でもクリスを強く想って、ゲヴァルトの時も全てを捨ててでもクリスを守るために選択したアレックスと、アレックスの言葉を信じ続けていて、悩んで迷っても最後には帰ってきたクリスと。二人の愛や、最後には出会い、少しずつでも幸せな方へと進んでいく運命が素晴らしすぎて、ただの恋じゃない、これこそ究極の愛って感じです…こんなにもお互いを想い合って、こんなにも深くて強い純愛は初めて読みましたし、今まで読んだ恋愛小説の中でも一番好きです。大好きです。最高って言葉じゃ足りないけど最高としか言えない、あまりにも素敵なお話でした。 ラスト、二人の心から幸せそうな表情と舞う花びらがもうすごく深く刺さって、二人はこれから先もずっと幸せで愛し合って生きていくんだろうなって、胸が詰まりました。ちょっとごめんなさい余韻が凄すぎて語彙力がどっか飛んで行ってます…🙇 二人の絆と愛もそうなんですが、ゲヴァルト一族とか魔女狩りとか残酷で苦しい世界観でも、読み進めていけばいくほどああ優しい世界だなって強く想えました。おばあちゃんといいケー二ヒといい狩人一家といい、二人を見守る人たちのなんて優しくて温かくて愛に溢れていることか……っ(´;ω;`)特にケー二ヒさんがほんとに威厳に溢れていて、かっこよくて好きです。しかも例の名言ほんとにナイスでしたね(そしてそれに対して慌てまくるアレックス可愛い) あとさっきから感動シーンにばかり触れてはいますが、前半の二人の恋模様も大好きです!!クリスティーナ可愛いしアレックスがほんとイケメンでやばいです。手を繋いだ時にどぎまぎしてるのとか初恋の話とか、数えればキリがないんですがもう言動全てが初々しくてニヤニヤが止まりませんでした←お巡りさんこいつです 文章も洗練されてて磨き抜かれててとにかく美しいと思いました!描写が凄く綺麗で憧れます……途中で句読点がなくなってたり文章の間を空けたりした詩のような演出も、章の初めの綺麗で儚い詩も惹きこまれました。 読み終わった時すごく幸せな気持ちになれたし、読んでいる時間が幸せでした。素敵な作品を読ませてくださり、本当に本当にありがとうございました!!

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