花路

是非この世界に飛び込んで欲しい!きっと主人公のこと大好きになるはず☆
実は私、ファンタジーが得意ではありません。 それはひとえに私自身に読解力と記憶力が乏しく、現代とは異なる独自の世界観や聞きなれない単語などに勝手にハードルの高さを感じているからです。 それと同じ自分勝手な理由で、実は長編物も尻込みしてしまう傾向があります。 そんな私が「異世界転生ファンタジー」で、しかも三部作という長編の本作品にどっぷりはまってしまいました。それは何故か。――そう、ただただこの物語が面白かったからです! そしてただただこの主人公が愛おしかったからです! 異世界ものといえば「チート&ハーレム」のイメージがあったんですが、主人公俊輔もある意味恵まれた体躯をもって麗しい人達が沢山いる世界に転生したのに、残念ながら本作ではそれが全然アドバンテージにならないというww そんな世界で常に一生懸命自分のできることを励み、誰に対しても真っすぐな気持ちで向き合う俊輔のことが、読み進めるごとに最高に格好よく思えてきます。作中みんなが俊輔に惹かれる気持ちは、いわゆるハーレム展開とは少し違うって感じました。 また、シリーズどこから読んでも楽しめるように書かれているのも凄い。Ⅰ~Ⅲ全部面白かったのですが、やっぱり一番印象深いのは物語が大きく展開したⅡかな。フラウディルという国やユリウスという大切な人への気持ちが俊輔の中で揺るぎないものになった要の卷ですよね。 あの壮絶な戦いと悲しい別れがあったから、最後に俊輔は自分の進む道と生きる場所をそこに決めたんだろうなと思っています。 そして主人公もさることながら、本作に登場するキャラはみんなすっごく魅力的。ノアもリディルも大好き。 なかでも終盤私の心を虜にしたのはオルテオの二人です♡ オルデールは初登場時からかなり好きなキャラでしたが、テオドールとの絡みがもう最高! 私の中で『モテねぇ裏ストーリー』として今も展開されています。 このお話のジャンルは「異世界ファンタジー」かもしれませんが、一人の青年の成長物語であり、なによりも強いスキルは自分を信じる気持ちと相手を真っすぐに見る心だという事を教えてくれるヒューマン小説だと思いました。 もしかしたら私のように作品のボリュームとジャンル設定で尻込みされる方がいらっしゃるかもしれませんが、是非一度モテねぇの世界に飛び込んで頂きたいと願ってやみません。きっと俊輔のことが大好きになるはず!
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花路さん、モテねぇの読了&感想、誠にありがとうございました…!( ノД`) 嬉し過ぎて泣いちゃう…ううん。ガチ泣きしてる(´;ω;`) 「なんか三部作ってカッコいいよね(^p^)自分もやったろ!」 という、軽いノリと思い付きで始めたモテねぇ三部作ですが、何回それを後悔したことかw ファンタジーって激戦区だし、巻を分けると更に読まれなくなっちゃうしで、連載中は常に迷いまくりで手探りの状態でしたね💧 ですがとにかく、俊輔とユリウスさんの為に最高のハッピーエンドを贈りたいという意地だけでやって来たので、ラストまで読んで貰えて、面白かったと言って貰えたことが本当に嬉しいです(泣) ②が一番好きっ
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