世界感は童話の様で
最初の切り口から時代はまだ、第二次産業革命の1870年代の様な物語を想起。 おもちゃのバレリーナはある願いから人として生まれ変わる。 どうして彼女なのか? という疑問を読者に残す感じで、そのまま物語は進んでいく。 完璧なターンをする彼女、一見バレリーナとしての成功劇を見せられる予感がする。 しかし、ページを捲れば独特の理由が、彼女の栄華を阻む事が記されている。 普通に考えれば納得してしまう内容であり、悲しい内容。 そのまま物語は暗いままで進むかとおもえば、有る転機が訪れる。 そこで、私の勝手な頭で考えていた時代世界感のギャップに少し驚かされたものの、 これは現代に近い世界のファンタジーの世界。 あることがきっかけでバレリーナは返り咲く。 それがきっかけで、二人の生き方と考え方の違いに別れが訪れる。 現代の人々の流行の感覚にながされ翻弄されるバレリーナ。 此処ではどうなるかは語りません。 やがて、年月が経ち主人公にも転機が訪れる。 それが、+なのか-なのかはこの本を捲らないと分かりません。 最期に主人公とバレリーナは再会を果たせるのか? お父さんの願いは届くのか? ページを捲ればアナタにも聴こえる 悲しくも美しい、バレリーナの音楽♬
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感想をいただき、ありがとうございます! ちょっと癖の強い作品だと自覚はあったのですが、こんなに素敵な感想をよせて頂き感動いたしました。 本当にありがとうこざいました🙇‍♀️
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