watergoods

兄弟の絆と祖父の想い
拝読いたしました。 古書店を営んでいた祖父が亡くなったことを契機にそこを訪れた青年、碧。とある本を興味本位で捲っているとなんと猫の姿をした悪魔と出会います。 そこで突きつけられた願いをかなえる代わりに心臓を奪う、というとんでもない条件。その命懸けの条件を切り抜けようと、あまり賢くないが楽天家の弟の碧と切れ者だが冷めた兄の翠が奮闘します。 読みやすいうえに次にどうなるか分からず、ハラハラする展開が魅力です。しかし、最後に翠が語った、どちらか一方では駄目で両方が揃ったからこそ、という言葉が良かったです。クールだが弟想いの兄という彼のキャラクターが良く伝わってきました。 何よりもライオンのパラドックスのような素晴らしいとんちが面白かったです。
1件・1件
watergoods様 素敵なレビューを下さり、有り難うございます! どうなるか分からずハラハラする展開が魅力だと言って頂けて、とても嬉しかったです。 そして、あの兄弟二人だからこそという部分を描きたかったので、『そこが良かった』とのご意見を伺えて、書いて良かったと嬉しく思いました✨ 励みになるご感想を下さり有り難うございました!
1件

/1ページ

1件