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おかえり、ルーシー
吉田安寿
2023/7/4 20:23
トピックへのご参加ありがとうございました<(_ _)>
川端さんは当トピック二度目のご参加ですね。ありがとうございます。前作と比べると物語の構成力がレベルアップされていて嬉しい驚きでした✨ 主人公のミヤビは母親に将来のレールをひかれ、受動的に生きている女の子ですが、そういう子はきっと多いですよね。そのほうが無難だし、ある意味楽な生き方かもしれません。 しかし彼女は精神的に自立したカレンと友達になり、今の自分に疑問を持つようになるわけですね。離婚したお母さんには、ミヤビしか拠り所がなかったのでしょうが、子はいつか巣立つもの。ミヤビ自身が言っていたように、親が子を育てるというのは動物と同じく一人でも生きていけるようにすることだと思います。その点からいえば、ミヤビは立派に育ったわけですけれども(笑) だって自分の頭と心で考えて、進むべき道を見つけたんですから。 こちらは妄想コンテスト『AI』用に書かれた作品かと思いますが、感情のない(はず)のアンドロイドを通して、感情がある(はず)の人間を描く。哲学的かつ逆説的であり、その巧さに唸りました。ミヤビが「人間になりたかったんだよ」と告白するシーンは、彼女本来の賢さと心の成長がハッキリと感じられて特に素晴らしかったです。 気になった点は、地の文での表現は、もっとコンパクトにできるんじゃないかな? というところが散見されました。丁寧に推敲すれば、現在の文字数から一割は減らせると思います。 それと、カレンが話したアンドロイドの開発チームが行った実験の件ですが、ちょっと伝わりづらいかな、と感じました。『何が起こった時にどんな行動をする』というところは、「様々な事象に対して、アンドロイドがどういうリアクションをとるか」という意味ですよね? ミヤビの自発的な感情を呼び起こす大切なエピソードですので、まずはすんなりと理解し、「なるほど!」と納得してもらうことが大切だと思います。とても優れた成長の物語ですので、是非ブラッシュアップなさってください。 ありがとうございました。
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川端柚月
2023/7/5 0:09
ご感想ありがとうございます! 作品の意図をしっかり汲み取って頂いて、とても嬉しいです。 地の文が長くなっちゃうのは前回もおっしゃって頂きましたけど、直すのが中々難しいですね笑 逆に実験の部分は確かに描写増やした良さそうですね、コンテストの文字制限のせいで大事な部分の方を削りすぎました、、 いつも勉強になります、ありがとうございました
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吉田安寿
2023/7/5 15:09
ご丁寧に恐れ入ります。 実験についてのくだり、直されたんですね。 わかりやすくなりましたが、『』の例はどちらか一つだけで事足りるかな、と思いました。 地の文で削れるのは、状態描写、セリフの内容、指示語でしょうか。 P6を元に挙げてみますね。私だったらこうするかな? という一例としてご覧ください。 (状況描写) 「二人が最後に向かったのは~」→「二人が最後に向かったのは、商店街アーケードの屋根上だった」とし、カレンのセリフの後に「屋根は曇りガラスになっており、商店街の様子はハッキリとわからないが、ぼんやりとした灯りが二人を照らし上げている」とか。 「絶好の穴場スポットなのだとカレンは言
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