まさりみか

(2度目の読了。感想を追記させていただきます)   綺麗で儚くて優しく温かいのにどこか切ない。 珠玉の短編集といった感じで期待大。 まだ3話しか読んでないけど続き読むの楽しみです! 不思議な力も興味ありますが、マスターや常連さん達にも興味津々です。     (追記) 物語はメッセージ性が高く文句なしに面白かったです。 最初に書いた物語への印象のベースは変わらないのですが新たに感じたところもあります。 人は不完全だからこそ愛おしい。 欠乏してるから肩をよせあい一生懸命になる。   現実の世界私たちにはひとつの生しかないです。 それが終わるときどんな想いが私の胸によぎるか私には分かりません。 でもちゃんと生きたと言える生でありたい。 自分の未来、どんな未来かなんて分からない。 でも全ての人にその生のどこかで訪れる幸せを信じて、自分の生を生ききりたい。 どんな終焉でも生ききったことが自分自身の生と言えるように。 自分の未来をつくるのは自分自身だから。   素敵なお話でした。   最初雰囲気に惑わされて終盤読み方に迷いました。 2度読みしてメタ小説的で世界樹ユグドラシアの栗鼠を連想して腑に落ちました。 喫茶店ラックを私のラック(本棚)に入れておきたいです(笑)

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