個人的に非常に好みな設定、構成、タイトルな作品で、一気に読了しちゃいました(しちゃいました、というと何だか悪い意味に聞こえるやもしれませんが、他にうまく言葉を使えず…) 人間は誰しもどこかが異質で不完全、そして社会というカタマリはいつでも異質で不完全ものをつっぱねてしまう。 それでも、その不完全さこそが人間の魅力でもあって、その異質を受け入れてくれる異質な人間や環境も絶対に社会のカタマリを形づくる中の一部(あるいは花火を形成する中の一粒の光、と言い換えてみます)にはあるわけで。 普通というのはとても異常なことで。異常というのはとても普通なことなのかもしれません。 特集から発見させていただいたのですが、できれば特集に選ばれずにひっそりと隠れ名喫茶店的な作品であってほしかったなぁ、というのはただのワガママですごめんなさい。 何にせよ、この作品がとても素敵なものであることに間違いはありません。特集選出おめでとうございます&これからも陰ながら応援しております。 (いいかげん、レビューをする時にポエミーになってしまう性格をなおさなくては…汗)

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