内田ユライ

主人公は、究極の選択を迫られる。
物語は最初から突っ走っていって、次々と起こる問題に対し、もはや息切れしそうなほどの緊迫感で最大級の選択までもっていかれるの、マジで泣いちゃいますよ……。(褒めてる) だめですよ、もうね、立ち上がれないくらいの衝撃ですよ。 それでもって、物語の世界観が今まさに構築される瞬間に読者が立ち会う、という見事なラスト。 これがあって、現在の世界があるのか、とわかるわけです。 ネタバレしないで感想を書くの、難しいですね……とにかく主人公の最後の選択で度肝抜かれました。 これでもかと連続する緊張感も、すごかったです。 読後に願うのはひとつだけ……うーん、厳しい世界だなぁ……みんな、できるかぎり救われてほしいなぁ……。
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ユライさん 素晴らしい感想をありがとうございます。息もつかせぬほどの緊迫感を感じて頂けて大変ありがたい限りです。まさか、立ち上がれくないくらいの衝撃と仰っていただけるとは思っておりませんでした。 ご指摘の通り、彼のあの決断が厳罰化社会に繋がったというイメージで書きました。 厳しい世界を敢えて書きましたが、その厳しさの中で絶望してしまう人とそうではない人がいるという点については現実を模倣してみました。 ネタバレはしていただいても大丈夫です。読む人がさほど多い作品でもないですので。 今までで一番長い物語にお付き合いいただき本当にありがとうございました。次作はさらに長いですがまたお付き合いい
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