西 東

覚えていてくれる存在。
『僕にだけ見える友達』 その正体はハッキリと明言されていませんが、読後になんとも言えない柔らかな暖かさと、切なさを少しだけ感じられます。 また作中に『相手の土俵に立つ』との台詞がありますが、その後に問い掛ける言葉と受け答えられた回答、『信心深い』と母親が告げた諸々があってからのラストだったからなのでしょうね。 誰もが幼い時に遊んでいながら常に忘れ去られていた友達に取って、何時までも覚えていてくれる主人公は唯一無二の存在だったのだろうと考えると切なさが深くなる気もします。
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西さん、レビューありがとうございます♪ 『僕にだけ見える友達』だと思っていたときは優吾には特別感があったんですよね。それこそ信心深いとは別の特別感が。 ラストはやっぱり切ないですが、村で育ったほとんどが幼いときに遊んでいたという事実を知ってからはやっぱり別の特別感があったでしょうね。 それこそ唯一無二の。 桜は最後まで『相手の土俵』にいたのかも? 桜が何者だったか。多分この作品、また書き直すと思うのでその時まで取っておこうと思います(笑) いつも感謝です♪
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