秋月晶

黄昏さん、こんにちは😊 『幼年夫婦』を読んでくれて、ペコメもいっぱい書いてくれて、さらにはステキなレビューまでありがとう💕 私は私自身が毒親育ちで、血縁だから保護者というのに疑問を持っててね。 拐った子でも愛し、本物の母になる人はいるよね、って思いで書いたの。 私は父を知らないし、養育費もなかったようで、母に苦労をかけたのは分かってる。 でも、ネグレクト。仕事を理由に帰ってこなくて、夕飯は日付が変わってから。それまで誰もいない部屋で空腹で寒くて怖くて。 小学生のときは友達と遊ぶのも禁止されて、寂しくて、反抗する以前にお金のコトで責められて、勉強を見てもらうどころか遊んでもらった記憶もなかった。 作中の雛子には、そうした毒親とは対極に、悪であり正義であり愛があるという本物の母親になってほしくて、私自身の生い立ちによる憧れもあったんだ。 まさしくヒューマンドラマだから、人の醜さを強く出してる。 賛否あるのは分かるし、雛子の罪を許せない人もいると思う。 でも、救われないがゆえの救済を描けば、賛否なくして幸せな結末はないなって思ったの。 私の母は、世間的には善人で、片親で子を育て上げた立派な人。 でも私は常に責められ、何かを訴えても「私の方がつらい。あんたのために」と言われ続けた。 母から学んだのは、保護者が理解者ではない事実と、もっと言えば保護者が敵だという事実。 社会的な善悪は心の善悪とはかけ離れていて、まあそれが人間であり、ドラマたりえるのかなという結論になった。 えぐさがある作品なだけに、読者さんそれぞれが思うところは違って、雛子というキャラクターの立体化はできていたかなと思えた。 大人になった茉也が、回想で俯瞰的に雛子を見つめる構成だから、リアリティーは強くあってほしい。 過激表現設定も考えたけど、そこじゃないよねって思って。 ガチで救われない人に、レーティングは関係ないから、多くの人に読んでもらえたら嬉しいな。 黄昏さんのレビューは、本質を突いていて、それなのにネタバレじゃない。 さすが、我が同志!と思うと同時に、以前から言っている文学サロンは黄昏さんなくしてありえないと改めて思ったよ。 いつか共作書いてみたいな。 めっちゃヒューマンドラマなやつ。 今回も読んでくれて、ホントにホントにありがとう💕 じゃ、イイ一日になりますように⭐ 感謝をこめて。
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秋月さん『幼年夫婦』完結お疲れ様でした。 自身の辛い境遇あっての物だったのか。その話しを聞くと、なおさら作品にこもっていた力に納得できる。読んでいても、「ああ、これ魂削って描いてる」って感覚はあって。でも小説としてのバランスも大事にしていて、沸き上がる想いを抑え込みながら小説として成立するように葛藤しながら書いた。それが本文に表れているようだった。結果として、その完成度に僕は悶絶した! 他の読者さんのコメント見ると、雛子に関して否定的な意見も目立っていたけれど、僕はそんなか?というのが率直な感想だった。 サイコパス性を持つゆえに愛が際だっていたし、むしろ雛子が主人公的だなって思って読んでいた。
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お返事ありがとー💕 自分の子ども時代を押し売りする気はさらさらないんだけど、一言で言えば進行形で毒親被害に遭ってるから笑、介護なんて無理だし、関わらないでほしいね。 そんな毒親とは違い、雛子のように、自分も悪いくせにストレートな感情(八つ当たりではない)をぶつけてくる人は結構好きで、きっと彼女なら、とことんまで話し合って超絶理解し合えるような気がする。 否定的な意見は多かったし、逆に肯定的な意見も多かった。 それだけ見る角度によって意見が分かれるのは、キャラクターが人間だという証拠かなって思う。 黄昏さんの書いた喜美候部やサラシナも、私は共感したし、とても愛した。 でも、幸福家族で守られて育っ
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