城石 悠季

真のヒューマンドラマです!
読みだしたらもう止まらない。一気に小説の世界に引き込まれていきました。 親から虐待されていた二人。親は虐待しても分からなければ罪には問われない。 雛子は誘拐という罪をおかして二人を救った。  絶望的な二人を救った。 そして、自分の道徳観、やり方を貫き一人の人間として二人をしっかり見つめ育てた。 二人の幸せを思う心は本物だ。 一体、何が悪で何が正義なのか。 人間の卑しさ愚かさを見事に描きながら、罪とは正義とは一体なんなのか? そう考えさせられました。 いつしか三人の生活がいつまでも続きますようにと祈るような気持ちになっていました。 二人を守るためにさらに罪を重ねなければならなかった雛子。その罪のシーンは胸をえぐられる。それほど胸に迫る。これは相当の覚悟で描いたことと思いました。 社会の問題点を臆すことなく描ききった小説に感動しました。 ラストシーンも感動で涙が止まりませんでした。 素晴らしい物語を拝読させていただき感謝致します。 ありがとうございます!!
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愛を育んでいく幼い二人の姿にも感動しました。タイトルがしっくりくる二人の愛に感動しました。
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悠季さん、素敵なレビューありがとう💕 私の事情により、返信が遅れて本当にごめんなさい。 こんなにも熱いレビューをもらいながら、心身の不具合で感謝を表せずにいました。 とても申し訳なく、だけどとても勇気になれる。そんな言葉の数々をもらえて、いま私の胸が熱いです。 『幼年夫婦』に関しては、かなり踏み込んだ話で、不快に感じる人もいたかな、とは思うのだけど、そのぶんメッセージ性を濃く、強く、出すように心がけて書いたの。 誘拐という言葉は、現実の被害者がいるぶん、丁寧に、細やかに、その上でエゴと愛を示すように心がけて。 悪人にも理由がある、とは思えない人も多いなか、境界線にある雛子への読者さんの感じ方
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