感想・レビュー一覧 5件

大人自体がおかしい世界で生きていくために

一体、この物語はどこに連れていくのだろうかと読みながら困惑しつつ、それでいて引き込まれていく自分がいました。 保護者は子どもを保護するから保護者と言われる。では子どもを保護しない保護者は保護者の名に値
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猿まね家族が本物を凌駕するとき

初の連載作品完結おめでとうございます。 秋月晶さんは硬軟併せ持つ書き手で、その振れ幅は大きく、くすっと笑えるコメディ調の作品も楽しいのですが、今作はかちかちの硬派、重厚な作品に圧倒されました。 二人
ネタバレあり
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やるせない本物の愛

東京タワーという象徴を、猿まねの延長として揶揄された歴史、これは日本を経済大国とした象徴でもある。経済の発展とは、あらゆる副産物をもたらし、心の豊かさを発展させることにも寄与する。経済発展の過程で、取
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善悪では裁けない物語

作品を通して秋月晶さん独特の生々しさがあり、最初は怖かったです。 子どもの目から見ても雛子さんは怖かったと思います。 子どもたちは誘拐された当時、無力な「被害者」でした。でも雛子さんと一緒に生活してい
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許されざる者が、許されるとき、新たな絆が。

秋月さん、完結お疲れ様でした。 毎回どうなるのかと、緊張感を持って読ませていただきました。いわゆる面白おかしく楽しくというのではなく、常に、雛子の行動や、茉也のとる行動が、どこに進んでいくのか目が離せ
ネタバレあり
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