冬垣ひなた

今に続く人生の重みが、深く心に残りました。
拝読しました。 病院勤務の倉科さんが、何故患者のカルテの事情に触れようとしないのか。 そのわけを松宮さんに魅せられた高校時代にまで遡り、心の変遷を描く文章の美しさが心に響きました。 輝いていた頃は見えなかったものが、年を重ねて見えるようになると、心か締め付けられるように切なく感じました。 心の奥底は変わっていないのかもしれない。しかし大人になって、現実における役柄が変わってしまった。やがて倉科さんの心に迷いを生んだ出来事は、青春とは違った苦く切ない思いがしました。 松宮さんの気持ちは、きっと松宮さんにしか分からない。 でも、倉科さんの優しい気持ちが彼女に届いて欲しいと願います。 素晴らしいお話をありがとうございました。
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なんと…!冬垣さん、なんと嬉しいレビューをくださるのですか(T_T) 丁寧に読んで頂いただけでも嬉しいのに…ありがとうございます。めちゃめちゃ励みになります✨
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