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狐火の空へ
西 海斗
2024/12/1 20:47
簡単に答えを与えてくれない
晶さんの物語を読むようになっていつも感じるのは、簡単に答えというものを与えてくれないということです。 明確に良いと思える親のロールモデルが存在しないばかりか、親が牙を剥いて、子を浸食するような世界で、守られるべき正義はどこにあるのだろうかといつも考えさせられます。 諒が意図的に証拠を隠蔽しようとしなかったのは、もしかすると裁判上で有利になるかも知れないです。なんとか諒には模範囚になってもらい、生き延びて欲しいと思うのは、読者としてのワガママなのは百も承知。 はるかも諒が社会復帰が出来ないということまでは望んでいないのではないと思います。 諒が刑務所から出て来れる日を願って。
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秋月 晶
2日前
西さん、ステキなレビューありがとう💕 私にとっては、仲良し家族そのものがファンタジーなので、私生児かつ毒親(母)という子ども時代は、親への優しさを得られない日々だったの。 幸せ家族は絵本のお話にしか思えなくて、そのためにロールモデルが持てないんだと思う。 よく曲がらないで育ったね、と人に言われるので笑、自立は早かったかもしれないなあ。 確かに諒は、裁判で有利な判決が得られるだろうと思うけど、はるかを亡くした痛みが大きくて、この作中においてはその後を考えるコトができなかったのかもしれない。 読んでくれた人がどういう結末を描いてもいいように、余白は残したつもりなので、西さんが模範囚と言ってくれたの
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