年越し煎餅

『祓いと浄化の違い』 日本では古来より穢れを祓ってきた。 神道などでは特にそうである。 しかしテレビ、小説、漫画、そして0能者の言葉の中には『浄化』と言った文句を目にすることが多い。 穢れを祓うのと、穢れを浄化するのとでは違う。 浄化とは主にキリスト教で観られる概念のようである。 絶対的正義である全知全能の神が、絶対的悪行の悪魔に取り憑かれた者に対して行うことである。 しかし普段目にする『浄化』は違うようである。 ある陰陽師が登場する小説でも平気で『浄化』なる言葉が出てくる。 この『浄化』とは西洋の浄化ではなく、東洋の物なのであろうか? 探してみると『浄化』と似た語句の『清浄』という語句が見付かる。(漢詠ショウジョウ、呉詠セイセイ)しかし意味は全く違う。 何故、『祓い』ではなく『浄化』なのだろうか? これは日本文化の西洋化なのか? 神社はいつの間にか和風教会になってしまったのだろうか? 日本は『祓い』なのです。 穢れの力で穢れを祓うのが日本の文化なのです。 だから巫女も陰陽師も穢れなのです。 日本の昔話でも鬼を退治するのは、童子(鬼)なのです。 だから日本文化では『浄化』をしません。『祓い』ます♪
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そのとうりなんですけどね。 誰でもわかりやすくするために「浄化」をあえて採用したんですが、駄目? 祓いとは違う行為。 退治とは違う作業。 私の作品内の世界感を表すには、他に浮かばなかった。 もちろん、祓いも退治もしない事が理想的ですけどね。
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(* ̄∇ ̄)ノやほ♪ コメントをありがとう エブリスタの小説に関しては良いと思いますよ。 どう表現したとしても、それは個性だし! 私もすると思います。 ただ有料読本はダメだと思っています。 それもプロを名乗る人は特にね♪ これは新町さんにしてもタイムスリップ作品に抵抗感を感じると同じ感じかも(笑) お互い様の『例外』ってことで♪
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毎回、勉強になります(^^)/
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コメントをありがとうございます♪ 只今、エッセイを書く準備でネタを放り込んでおります(笑) 乱文乱筆ですが、また読んでやってください ( ̄∇ ̄*)ゞ
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キリスト教も中世から本格的に入ってきましたが、当時の宣教師の視点から、日本の宗教を見ている本を現在読んでいます(*^^*) イエズス会に書簡で送った内容を改竄され、日本が野蛮なように書き換えられたようですが、当時の仏教はキリスト教と似ていたと、宣教師が感じたり、日本の僧や戦国大名、一般民衆は、宣教師が驚くほど、一筋縄ではいかない教養があったようです♪ 浄化って用語が一体何処から入り込んだか、面白いですね♪ 諸々の罪穢れ、祓い禊て清々し…(=^_^=) 昔からの祓いは、神道系羽黒山伏の唱える言葉そのものですね! 明治の神仏分離以前に遡る事ができるかは、わかりませんけどね(^^ゞ 今流行っている言
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コメントをありがとうございます♪ キリスト教の伝来で言うなら、中国の江南へモンゴル人が日本で言う鎌倉時代には伝えていますよ。 モンゴル人の支族ですが、キリスト教の信仰する遊牧民族で、バチカンの人々はプレスター・ジョンと呼んでいました。 東洋の救世主プレスター・ジョンの伝説を調べてみて下さい。 興味深いですよ♪ そしてイエス・キリストの生誕伝説は、恐らく奈良時代には伝わっていたと思います。 藤原不比等は、この伝説を厩戸皇子生誕伝説に流用したと個人的に考えてます(  ̄▽ ̄) さて神道ですが、これは日本人独自で世界中で日本人位しかしない信仰形態と思っています。
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