ひなこ

 こんばんはっ。サークルから参りました、僭越ながら感想を、ば。  地の文がとても良い作品ですね。登場人物の動きや情景を丁寧に書いているのが読み手にも伝わり、ぐいぐいと惹きこまれる魅力があります。  指摘するところがあまり思いつかないのですが、敢えて言うなら台詞がわざとらしいなあ、と。言いかえるとライトノベルらしい、でしょうか。「――キャアァァァァァァァァ!!」「この卑怯者ォオ!」「――いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!」等のやたら尾を引く叫び声や、「●●ッ!」←この「ッ」の過度な多用、これらの影響で作品のもつ雰囲気が薄くなっているような印象を受けます。折角の綺麗な文体が勿体ないです。「耳を劈くような悲鳴」「この卑怯者!」で充分ニュアンス的に問題ないのでは?  それ以外の台詞回しは個人的にとっても好みです´`* 最初にも書きましたが、とにかく文章が美しい作品でした。エブに投稿されている携帯小説の中では上の上、に入ると言っても過言ではないと思います。台詞、地の文の表現がこれほど心地いいリズムで紡がれる小説は珍しいですね、感服いたしました。  いやはや結末が楽しみです。完結楽しみにしております(○´`○)
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