蒼崎ひろ

丁寧な文章だな、という印象を受けました。場面場面で各人物の心情が描かれ、しかもそれが突飛なものではなくて理解しやすいものであるため、その場面に対して共感・感情移入が容易にできます。  ですがその反面、話のテンポがやや悪くなっていること、ある人物(仮にAとする)に共感していたら次は別の人物(B)の描写……とくると、果たして機軸をどこにおけばいいか混乱してしまいます。この章(もしくはパート)はAの視点・内面から、次はB……と、ある程度まとまったものであれば、また変わってくるかな?と私は思いました。もちろん個人的な意見ですので、こうでなきゃ!というわけではありません…(^υ^;)  感情の機微というものはキャラクターの描写においてそれが如実に現れるものですし、特に重要人物なんかは作品の秘密だとか展開を知る者もいます。そういったものがこれからまた出てくるのでしょうが、そういうものはいわゆる「神の視点」からその人物の内面を描写するのはあまりオススメしないです。秘密はだんだんと、少しずつ暴いていくのが楽しいですから。  あ、でもウルラたんには萌えさせていただいてますので、さらなるシーンを要求します(`o´)  ちなみに誤字です。P48……付近の「補償」です。二カ所ありましたが、いずれも「保証」です。
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