オタスケ丸

サークルから来ました。 文章はそつなく綺麗に書けておりリーダビリティが高いなと感じました。 途中で空調の重低音みたいな単語が出てきてちょっとびっくりしました。世界観がバリー・リンドンみたいな中世のヨーロッパをモデルにしているような雰囲気を感じていたので、そういう言葉がいきなり出てきてびっくりしたので、もう少し技術体系を明記したほうがいいんじゃないかなと思います。 個人的な好き嫌いを言わせていただくとリラが純粋で可憐過ぎますね。 普通部屋に閉じ込められるような生活をさせられ、本により普通はどうであるか、という知識を得られると思うので、そういう自分の抑圧された環境と妹の恵まれた環境の差を知るとああまで感情的に豊かな心理にはならないかと。 たぶんひなこさんはかなり優しい方なのでああまで寛容に書かれていると思いますが、僕のような捻くれまくったクソ人間がそういう環境に置かれたのなら間違いなく嫉妬深い意地の悪い人間になると思うんで、僕はああいう豊かな感情を表す心理にはならないと思います。 抑圧された感情を表した良い例なら、イギリスのロックバンドでレディオヘッドというバンドのアルバムが参考になるかと。 そのアルバムは彼らの最高傑作と呼ばれるKID Aというアルバムで、内容は電子音や抑制されたボーカルで構成され一見抑制され無感情なように聴きとられますが、本質は感情をその無機質な音に乗せて爆発させているわけです。 僕はリラの感情の描写というのは、そういう抑圧され、一見感情の無いように捉えられがちですが、実際は水面下で感情を爆発させているようなキャラクターに設定すべきだと思いますね。 そういうキャラクターでも(だからこそ)両親や家族や召し使いにも感謝(あるいは愛情)を示す事は出来ますし、裏切られた時により深い感情を表現する事が可能だと思います。 長文失礼しました。
・2件
わわ、懇切丁寧なレビュー有難うございます((*´`)) リーダビリティをYahoo!先生に聞いてみたらひなこのかしこさが2上がりました。語彙が豊富なかたって憧れます…! 空調の件、仰る通りです。ここだけハイカラだということに気が付かず、推敲の際何度も通り過ぎておりました。王宮の暖房設備…暖炉ならありそうなので、そちらに修正しようかと○ リラのもつ純粋さ、はわたしが彼女を書く際に最も気を付けている事だったりします。外を知らない故に、いい意味でも悪い意味でも純粋すぎるお姫様を書きたいな、と思ったのがこの小説を書くきっかけだったの、で。周りに結構な迷惑をかける子ですね。対照的に妹はすこし嫉妬深
1件
あの無感情云々は僕個人の好みなんで役に立たないと思うならスルーしてください。 レディオヘッドは基本的に曲単体で聴いてもたぶん混乱するだけだと思いますね。このバンドはアルバムを一つ作品として聴けなければあんまり意味はないんで。 曲単体で聴くならCreepって曲が有名なんでそれがオススメです。 頑張って完結させてくださいね。

/1ページ

1件